それは、暑くて寝られないなど最悪の事態に陥ってしまうおそれがあるためです。
それでも、車中泊を楽しみたいのなら、高原や山など夜に比較的涼しいところを選ぶのがよいです。
しかし、いつもそのようにはいきません。
では、何か夏の暑さ対策はないのでしょうか?
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夏のドライブにはエアコンが欠かせません。
エアコンなしでは、車内にいることすら出来ません。
それなら、寝る時にもエアコンをつけっぱなしにしておけばよいように思います。
しかし、それは難しいです。
それには、いくつか理由があります。
1つは、一酸化炭素中毒事故の予防です。
エアコンは、エンジンをつけたままでないと使用できません。
エンジンをつけたまま眠ると、排ガスが室内に充満することがあります。
それにより、最悪の場合死んでしまうことがあるのです。
実際、このような事故が度々起こっています。
もう1つは、エンジンのつけっぱなしは環境に優しくありません。</span>
燃料が減ってしまうという問題もあります。
こういった理由から、暑くても寝る時はエアコンを切るようにしなくてはいけません。
他にできる夏対策を講じるようにします。
エアコンをつけられないのであれば、窓を開けて通気性をよくするしかありません。
普通の車には、網戸は装備されていません。
費用を安く上げるために、自作すればよいです。
それほど難しい作業は要しません。
網戸と言っても、どのようなタイプのものを作るかを決めないといけません。
もっとも簡単なのは、網戸の張り替え用の網を窓ガラスのサイズに切って、車に直接テープで貼り付ける方法です。
テープを剥がした跡が汚くなったり、その都度貼り直すのが面倒です。
おすすめは、自作した窓枠に網を貼り付ける方法です。
これなら、脱着するだけなので便利です。
作り方は次のとおりです。
まずは、窓枠を作ります。
そのため、窓の大きさを測ります。
あるいは、新聞紙など窓の型を作ります。
窓枠は、ホームセンターなどで販売されているプラダンを使います。
先ほど測った寸法や型に基づいて、プラダンをカットします。
実際に窓にはめてみて、調整が必要なら調整します。
適当に作ると虫が入ってきてしまうので、隙間ができないように作ってください。
ここまで出来れば、次は中をくり抜いて網を貼る部分を作ります。
窓枠ができれば、次は網を貼っていきます。
網をガムテープで貼ると簡単です。
しっかり貼り付けないと、隙間から虫が入ってくるので注意が必要です。
ボンドなどを使ってもよいです。
エアコンが使えないのなら、クーラーを自作するしかないということで、自作に挑戦している人がいます。
クーラーと言っても、本格的なものではなく、簡易に使えるものです。
クーラーボックスや発泡スチロールに氷などを入れて、そこから生じた冷気をファンで車内に送り込むというものです。
ファンを回すだけなので、大きな電力は必要ありません。
サブバッテリーなどでも十分に対応可能です。
気になる効果ですが、エアコンのように冷却パワーが高いわけではありません。
もちろん、どのようなクーラーを作るかで多少は変わってきます。
ただ、車内温度を大きく下げることは難しいように思います。
ないよりは、かなりマシなような気がします。
作り方は簡単です。
クーラーボックスのフタを外します。
クーラーボックスにすっぽりはまる大きさにカラーボードをカットします。
さらに、カットしたカラーボードにファンを取り付けます。
これで、ほぼ完成です。
後は、クーラーボックス内に氷などを入れて、ファンを回すだけです。
夏の強い日差し対策として、サンシェードが有効です。
直射日光が当たるのと当たらないのでは、かなり違いがあります。
さらに、夏は夜が明けるのが早いので、サンシェードがないと朝日がまぶしくて寝ていられません。
もちろんカーテンでもよいのですが、サンシェードの方が簡単に自作できます。
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