特に1人での車中泊は注意が必要です。
トラブルに巻き込まれた際、うまく対処できないと大変なことになってしまうためです。
では、車中泊の防犯対策として何ができるのでしょうか?
車中泊する場所を考えることが大切です。
人がある程度いる場所がおすすめです。
これ以上の防犯対策はありません。
何かあっても、助けを求められるのは大きな安心材料となります。
逆に、誰もいない場所は危ないです。
人の目を気にせずに楽しめるという大きなメリットはありますが、犯罪を犯しやすい環境が出来上がっているので、いつ犯罪に巻き込まれても不思議ではありません。
しかも、何かあっても助けを求めることが出来ません。
これは、山奥などだけではありません。
人が比較的近くにいても、死角になっていて周りから気づいてもらえないような場所は要注意です。
死角では犯罪を犯しやすいのです。
やはり、車中泊はすぐ近くに人がいる場所で行うのがよいでしょう。
近すぎても、他人の目が気になります。
駐車場なら、数台離れたところに車が何台か止まっているぐらいの距離感がよいように感じます。
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ドアの施錠は、もっとも基本的な防犯対策です。
ドアを施錠しない人はあまりいないと思います。
もし施錠していない人がいれば、必ず行うようにしましょう。
悩ましいのが、窓をどうするかということです。
夏は暑いので、窓を開けてしまいがちです。
網戸をつけている車もよく見かけます。
窓だけでなく、バックドアを開けている車まであります。
どうすべきか本当に迷ってしまいますが、基本的には閉めておいた方が無難です。
何かあってからでは遅いためです。
ただ、周りに人がいて、防犯の面でさほど心配がないというのなら、窓を開けるのもありだと思います。
その場合も、なるべく全開は避けて、半分以下にしておいた方がよいでしょう。
最終的には、自己責任ということになってしまいます。
防犯対策として、目隠しは非常に重要です。
目隠しは、プライバシーの保護のためだけに行うのではありません。
目隠しをしていると、車内の様子がわかりづらいので犯罪に巻き込まれにくくなります。
車中泊をしているのが男性なのか女性なのか、そこに何人いるのかがわかりません。
こういったことがわからなければ、なかなか犯行には及びにくいものです。
さらに、車内に金目のものがあるかどうかわからなくするのもよいです。
人間は弱い生き物なので、財布など金目のものが見えれば、つい盗んでしまいたくなります。
見えなければ、こうした欲求に駆られることが少なくなります。
他には、何かあった時のために防犯ブザーを持っておくのも効果的です。
大きな音が鳴れば、犯人は逃げていくでしょうからね。
ここまで述べてきたように、車中泊をするのなら必ず防犯対策を講じないといけません。
何かあってからでは遅いのです。
自分の身は自分で守るしかないのです。
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