それぞれの釣り方について、説明させていただきますので参考にしてください。
なお、ハマチ〜ブリ・ヒラマサを総称して”青物”とさせていただきます。
青物の釣り方は、すべて同じです。
ハマチは出世魚です。
ツバス(40cm未満)→ハマチ(40cm以上60cm未満)→メジロ・ワラサ(60cm以上80cm未満)→ブリ(80cm以上)
すべて同じ魚のことで、大きさが違うと呼び名が変ります。
おそらく京都府や福井県では、これが一般的だと思います。
明確な大きさの基準があるわけではありませんし、異なった呼び名で呼ぶところもあります。
ひとつの目安だと思ってください。
”ハマチ〜ブリ”は”ハマチとメジロ・ワラサ、ブリ”のことだと思ってください。
ツバスが入っていないのは、一般的にツバスを対象魚として釣りに行かないからです。
もちろん、ハマチ釣りに行ってツバスが釣れることはよくあります。
青物とメダイの釣り方について説明させていただきますので、参考にしてください。
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胴付き釣りの釣り方について説明させていただきます。
基本的には、マダイと釣り方は同じです。
青物の胴付き釣りは、夜に船のライトを点けてすることが多いです。
ライトで青物が寄ってきます。
メダイは昼釣りが多いです。
棚は船長の指示に従い、幅広く探ってください。
青物やメダイは底にいるとは限りません。
中層を泳いでいることもあります。
撒き餌を撒いた時が、一番当たりやすいです。
かご・ロケットは、マダイ釣りの時より少し大きめのものを使用します。
撒き餌を撒いて当たりがなければ、すぐに仕掛けを回収し、再度撒き餌を撒きます。
撒き餌をたくさん撒いて、こちらに青物やメダイがやってくるようにしてください。
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青物でもメダイでも1匹釣れると、また同じ棚で当たる可能性が高いので、水深のチェックは忘れないでください。
青物もメダイも回遊魚で、一度回ってくるとまたやって来ます。
撒き餌をして当たりがない場合は、竿をシャクるなどして誘うと食う時があります。
青物やメダイは近くにいれば、すぐに食います。
しばらくしても、当たりがなければ仕掛けを回収します。
この時、仕掛けのエサの有無を確認します。
エサが無ければ、棚から1〜2m上で釣りをします。
残っていれば、同じ棚で当たりを待ちます。
それでも当たりがなければ、いろいろな棚で当たりがくるのを待ちます。
青物やメダイがいる棚をひたすら探すしかないのです。
胴付き仕掛け |
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青物 |
竿
海攻 ワラサ LIMITED 80−300
リール
シーボーグ500Fe
ハリス
6号〜14号
枝
30cm〜40cm
間隔
130cm〜200cm
夜は仕掛けが太くても喰うのと、うまくいけば鈴なりに釣れることがありますので、8号以上で一気に巻き上げてください。
太い仕掛けを使っていますのでドラグを一杯に締めて、ガンガン巻き上げても大丈夫です。
ドラグを緩め過ぎて魚を遊ばすと、他の人とおまつりしてしまいますので注意が必要です。
竿はおもり100号以上が楽に乗るものがよいです。
あまりにも硬過ぎるものはよくありませんが、マダイ用の竿よりは硬い方が釣りやすいです。
リールはハマチがたくさんかかっても、メジロ以上の大物がかっかてもよいように
そうするとメダイやタルイカ釣りにも使用できます。
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メダイ |
竿
海攻 ワラサ LIMITED 80−300
リール
シーボーグ500Fe
ハリス
8号〜10号
枝
30cm〜40cm
間隔
130cm〜200cm
なので仕掛けは8〜10号を使用してください。
これに必ずクッションゴムを取り付けてください。
大物がかかると、クッションゴムがないと切れてしまいます。
メダイは口が柔らかいので、めちゃくちゃ強引に巻き上げるとバレてしまいます。
以前に針がくい込んで、目のあたりまでいっていたことがありました。
アジのように柔らかいわけではありませんので、無理をしないと問題ありません。
竿及びリールは青物同様に、おもり100号以上が乗る竿に、PE6号を巻いたダイワの500サイズがおすすめです。
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上記のものは、すべて私が実際に使用している仕掛けなどです。
竿やリールについても同様です。
わかりやすいように、具体的な竿名やリール名を記載させていただきました。
もちろん、これ以外の竿やリールでも大丈夫ですよ。
エサ
エサの種類・注意点
基本的にはオキアミを使います。
青物の夜釣りやメダイの昼釣りでは、イカの短冊やホタルイカを使うこともあります。
どちらの方が喰いがよいのかわからないうちは、オキアミとイカを交互に付けてみてもよいです。
かご・ロケットにはあまりエサを詰めすぎないでください。
エサが海中で出なくなります。
撒き餌の出し方には、2種類の方法があります。
- 竿を下から上にに大きく、数回振る方法。
- リールから出ている糸を数回引っ張る方法。(糸が船底に入っている場合は特に有効です。)
エサの付け方
エサの取り付けは、オキアミの尻尾から針を入れ、図のようにします。
オキアミはできるだけ、しっかりとした綺麗なものを選び、取り付けてください。
ボロボロになっていたり、目玉が取れているものは使用しないでください。
また、イカについては、イカの短冊の端を針に軽く引っかけるように付ければOKです。
針にイカを付け、その針にさらにオキアミを付けても良いです。
何がよいのかわかりませんからね。
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