シマノ製にもよいリールがたくさんあると思うのですが、実際にほとんど使ったことがありませんので、こちらではご紹介していません。
ハイパワータナコンからシーボーグまで、いろいろな電動リールを使ってきましたが、正直な感想を言うと、必ずしも高ければよいというものではありません。
もちろん、高いリールには高いだけのよさがあります。
便利な機能や本体の軽量化など。
あまりこだわらないのなら、できるだけ安いリールを購入した方が経済的です。
ただ、何でも安いリールを購入すればよいわけではありません。
ちょっとした購入時のポイントなども、併せてご紹介します。
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実際に私が経験して感じたことですが、完全ふかせ釣りに使う電動リールは、できる限り高性能なものをおすすめします。
どうしてかと言うと、安いリールはスプールの回りが重く、糸の出が悪いです。
完全ふかせ釣りでは、これは致命的です
スプールの回りが重いと、回りがよいリールに比べて糸が浮き上がってしまいます。
最悪みんなは釣れているのに、自分だけ釣れないという状況に陥ってしまうことがあります。
また、糸の出が悪いと、魚の食い自体が悪くなってしまうこともあります。
何もよいことはありません。
以前、ハイパワータナコンで完全ふかせ釣りをやっていたのですが、私だけあまり釣れず、船長からリールを変えてみてはというアドバイスをもらいました。
シーボーグに変えると、スプールの回りが先ほどとは比べ物にならないほどよくなりました。
その結果、急に魚が釣れ出しました。
もちろん、潮が速い時などはあまり変わらないかもしれませんし、いつも釣果がアップするとは限りませんが。
ただ、せっかく高いお金を払って釣りに行くのですから、釣れる可能性が高いリールを使った方がよいです。
電動リールには、6号のフロロカーボンが300m以上巻けるものがよいです。
5号でも使えなくはありませんが、ヒラマサやブリ釣りなど大型の魚が釣れる可能性がある時は6号の方が無難です。
5号でも、そんなに簡単に切れるものではありませんが。
おすすめは、500サイズのシーボーグです。
「シーボーグ 500MJ」が人気です。
6号が350mも巻けます。
少し高いですが、これくらいものを購入すると、長く使えますね。
以前は、6号が300m巻けるリールと言えば、500サイズがベストでした。
しかし、現行モデルのリールは、たくさん糸が巻けるようになりましたので、400サイズでも問題ありません。
400サイズのシーボーグはありませんので、「レオブリッツ 400」がいいですね。
400サイズなのに、6号が300mも巻けます。
真鯛・青物・メダイ・タルイカ釣りなどの天秤ふかせ・胴突き釣りに使う電動リールは、完全ふかせ釣りに使う電動リールほど、性能にこだわる必要はないと思います。
電動リールはどんどん進化し、今までにはない便利な機能などが付きました。
そういった機能などが付いているものは、やはり高いです。
どうしてもそういった機能が欲しい人は、高いリールを買わざるを得ません。
しかし、特にこだわらないのなら、できるだけ安いものを購入すればよいです。
最近、天秤ふかせ・胴突き釣りにはPEを使う人が多いです。
狙う魚種やサイズ、使用するオモリの重さなどを考慮して、リールのサイズを選べばよいです。
こちらの記事を参考にすれば、だいたいのリールのサイズがわかります。
若干リールの糸巻き量が、現行モデルとは異なりますが、それほど大きくは変わりません。
リールのパワーについては、いろいろな考え方があります。
仕立船で魚を逃がさないように、ドラグをやや緩めて慎重に巻き上げることができるのなら、それほどリールのパワーにこだわらなくてもよいです。
ドラグを緩めている時点で、無理に巻き上げない釣り方を選んでいます。
無理に巻き上げない釣り方では、パワーがあってもほとんどそのパワーを活かせません。
活かせないのに、パワーが強い高いリールを購入するのはもったいないです。
逆に、乗合船で祭らないようにドラグを締めて、ガンガン巻き上げる釣り方をするのなら、できるだけパワーがあった方がよいです。
パワーがないと、巻き上げるのに時間がかかってしまうためです。
理想は、もちろんパワーがあるリールの方がよいです。
費用を抑えたいのなら、500サイズでは「レオブリッツ 500J」がよいです。
400サイズなら、「レオブリッツ 400」がおすすめです。
300サイズなら、「レオブリッツ 300J」がおすすめです。
これぐらいのリールを持っておけば、幅広く使えます。
人気のシーボーグシリーズも出ています。
「シーボーグ 300J」です。
ここまで無理をする必要はありません。
人それぞれ考え方が異なります。
あくまで、私の主観ですのでご了承ください。
釣り方や予算などから、どのリールが最適か慎重に選ばないと失敗してしまいます。
とにかく購入を焦らないことです。
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