電動リールは、ものすごくぬるい湯できれいに洗っています。
水ではちょっと心配です。
ここからは、私がいつも行っているメンテナンス方法をご紹介しています。
メーカーが推奨している方法とは異なる可能性があります。
長年行っても故障したことはありませんので、大丈夫だとは思いますが、自己責任で行ってください。
参考程度にみていただいた方がよいかもしれません。
次の点に注意して、メンテナンスを行っています。
注意点1 |
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この場所にぬるま湯をかけて、ハンドルを回しています。
事前に、水洗いOKの電動リールかどうか確認する必要があります。
最近のリールは問題ないと思いますが、古いリールはわかりません。
説明書に記載されています。
この場所については、次の2つのパターンでぬるま湯をかけています。
・ドラグをもっとも締めた状態
・ドラグをもっとも緩めた状態
ここは腐食しやすいので、念入りに清掃しています。
使用した糸には、海水の塩分などが付着しています。
使用したメーター数の糸をぬるま湯を入れたバケツの中に沈め、汚れを落としておくのが理想的です。
できるだけやっておいた方がよいです。
きれいに汚れを落としておくと、長持ちするためです。
ただ、絡まる危険性がありますし、少し面倒です。
できない場合は、そのまま上から糸にぬるま湯をかけておきます。
中の方の汚れは落とせませんが、しないよりはマシです。
糸の状態も確認します。
フロロカーボンなら傷やよれなどがないか、PEなら傷や変色などがないかです。
毎年交換するのが理想的ですが、巻き替えるのに結構お金がかかってしまいますので、なかなかそうはいきません。
私はだいたい2シーズンで交換してます。
使用頻度によっても変ってくると思いますので、後は糸の状態で判断しています。
PEは切れにくいですが、劣化してくると簡単に切れてしまいます。
PEのメーター数に余裕があるのなら、変色している部分を切って捨ててください。
それだけでも全然違います。
色のつやや張りは全然違います。
このリールのPEは、もう交換時期に達しています。
フロロカーボンの糸です。
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注意点2 |
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○の部分は、電動リールでもっとも重要です。
(上の写真と下の写真は、○の部分をそれぞれ反対側から撮影したものです。)
特に、この部分は念入りにぬるま湯をかけています。
錆びてしまうと、故障の原因になりますし、糸が傷つきます。
清掃後に綿棒で、軽く汚れを取っておくと良いです。
これ以外の部分もぬるま湯をかけて、軽く汚れを落とすような感じで洗っています。
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注意点3 |
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乾いてから、リールを少し回しています。
回しておいた方が好調な気がするためです。
何回か使用した後、リールに付属していたオイルを補充しておくとよいです。
付属していないリールもありますが。
1プッシュ〜2プッシュでよいです。
量が多過ぎると、オイルが溢れだしてきますので注意が必要です。
電源コードやバッテリーの差し込み口には、清掃後にグリスを塗っておいてもよいです。
毎回塗る必要まではありません。
メーカーにメンテナンスに出すとよいでしょう。
メンテナンス料は、メーカーや機種などによって異なるかもしれませんが、3,000円ほどです。
やるかやらないかは、本人の判断です。
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電動リールの金属部分は、とても錆びやすいです。
ぬるま湯できっちりと洗って塩分を除去しておきます。
釣りに行けば、方法は違っても、必ずメンテナンスしておかなければなりません。
そうしないと、すぐに故障してしまいます。
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