マイカ・スルメイカ釣りには、大きく分けて2つの釣り方があります。
「竿釣り」と「手釣り」です。
まずは下の図をご覧ください。
竿釣りと手釣りの違いには、いくつかあります。
仕掛けは、竿釣りも手釣りも同じです。
ではそれぞれの特徴をご紹介します。
・手で釣るわけではありませんので、巻き上げが楽です。
・重いおもりを使用しても手が痛くなりません。
・当たりを目で確認できます。(竿先を見る)
・リールで誘いをかけることができます。(シャクリモード)
・竿をシャクると大きな誘いをかけられます。
・電動リールで巻き上げるとマイカの足が切れやすいです。
・手返しが遅いです。
・棚の深さにも寄りますが、巻き上げがつらいです。
・重いおもりを使用すると手が痛いし、当たりもわかりにくいです。
・当たりを手の感覚で確認できます。(イカがスッテに触ってもわかります。)
・手で巻き上げるとマイカの引きに合わせて調整できるので、足切れしにくいです。
・手返しが早いです。
最近は竿釣りしかやっていません。
手釣りには手釣りの面白さがあります。
その時の状況によって使い分けてもよいと考えています。
例えば、棚の深さ、おもりの重さで決める方法です。
どちらの釣り方にも一長一短があります。
昔はおもりが30〜40号で軽かったのでよく手で釣っていましたが、10年ほど前からおもりが70〜80号になってしまって竿釣りに変えました。
特に決まりはありませんので、自分の好きな釣り方をされれば良いと思います。
今は竿釣りが主流なので、竿釣りの仕掛けや釣り方について説明させていただきます。
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マイカとスルメイカの仕掛けの違いについてです。
マイカ釣りとスルメイカ釣りの仕掛けに違いはありません。
一番大きな違いは、スルメイカ釣りには水中ライトを使用することです。
ライトの色は好みですが、緑色か青色がよいようです。
もちろん、LEDライトです。
使用するイカヅノにも若干違いがありますが、ほとんど共通で使えます。
プラヅノは主にスルメイカ釣りに使用します。
(プラヅノ仕掛け)
仕掛けは胴突き仕掛けとほとんど同じで、釣針の代わりにイカヅノが付いているだけです。
釣り方は、船長に指示された棚を竿を上下にシャクりながら誘ったり、ゆっくりと巻き上げたりなどして釣ります。
毎回同じ誘いで釣れるわけではありませんので、いろいろと試して一番乗りのいいものを見つけます。
マイカやスルメイカを釣る方法として、他にイカメタルというものがあります。
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