みなさんは、自分で釣ってきた魚は自分でおろしますか?
私は、自分でおろせたらいいなというのもあって、以前父に教えてもらいました。
できるようになったと言っても、大名おろしです。
おそらく料理人が見たら、もったいないと怒り出すかもしれません。
それに、全然上手ではありません。
最低限のことができるだけです。
では、早速やってみましょう。
出刃包丁と文化包丁を用意しましょう!
刃をチェックし、切れが悪そうなら砥石で研いでください。
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まずは、うろこを取ります。
細かいところまできっちりと取っておきましょう。
3枚におろす時に、うろこが邪魔で下ろしにくくなります。
背びれなどは尖っていますので、十分注意しましょう。
滑りやすいので、軍手をはめるとよいでしょう。 |
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お腹の下から包丁を入れ、口の辺りまで切ります。
お腹の下にはトゲがありますので、注意してください。 |
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内臓とえらを取り除きます。
「アジの塩焼き」ならゼイゴを取り除きます。
尻尾の方から頭に向かって、包丁を進めます。
「刺身」や「フライ」などはゼイゴを取り除かず、次へ進んでください。
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頭を落とします。
背骨が少し硬いですが、一気に切ってしまいます。 |
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お腹の方から包丁を入れ、刃先を背骨に平行にします。
身を背骨からきれいに切り取ります。
背骨に身を残さないように、刃先の角度に注意してください。 |
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次は頭の方から包丁を入れます。
お腹の場合と同じです。
刃先の角度に注意してください。 |
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尻尾部分を図のように下から上へ突き刺すように包丁を入れます。
図のような状態になると、左手でしっかりと尻尾を持ち、包丁を右側に進めていきます。
裏面も同様にすると、三枚おろしの出来上がりです。 |
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皮を剥ぎます。
ここで使うのは、出刃包丁ではなく、普段使用している文化包丁です。
出刃包丁を使うと皮が切れ易いです。
出刃包丁でもできないことはありません。
尻尾に近い部分に図のように包丁を入れます。
少し身を残しておきます。
皮は切らないでください。 |
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少し残した身の部分を左手で持ち、右手で包丁を右側に進めていきます。
左手を少し揺するようにすると包丁を進めやすいです。
あまり無理にすると皮が切れてしまうので注意してください。
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これは素人の私が行っている方法です。
プロの方が行っている方法とは異なると思いますので、注意してください。
アジは足が早いので、早めに食べてください。
冷凍での保存には適していません。
刺身は刺身包丁を使うとよいですよ。
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